第三章・徐々に複雑化させてわかりづらいシステムへ変わっていった投資信託

#20 私が加入していたネットワークビジネスの年齢層について

私が入会していたネットワークビジネスの年齢層がどのくらいの分布だったのかとういうのを、私が見た範囲・覚えている範囲でお伝えしようかと思います。

今までもお話して来た通り、私が入会していたネットワークビジネスの売りは「お金の勉強」ができることと「オリジナルな投資信託が使わせてもらえる」ということでした。

そして当時20代前半だった弟が家に持ち込んできた話であったのと、弟の友人が弟に持ちかけて来た話だったことを踏まえると、20代前半〜後半の若者が多かった印象です。
このことは参加した飲み会や食事会の時の年齢層でもそのような印象を受けました。
20代といえば、まだ社会に出て経験も浅くこれからというタイミングです。
そして自分でお金が稼げるようにはなりましたが、十分な稼ぎになっているかと言うとそうでもないはずです。
(よほど給料の良い企業に就職しない限りは)
そういった時期というのは、ネットワークビジネスのカモにされやすいタイミングであるとも言えます。
実にその通りだなという印象です。

30代・40代くらいの会員がいたかと言うと、私の見た界隈(地区)では少なかった印象です。
そういう知り合いがいなかっただけなのかもしれません。
もしくはネットワークビジネスというものに対して警戒心が強くて、しっかりと断ることが出来ていたのかもしれません。
または日々の生活に精一杯で、他のことを始める余力がなかったのかもしれません。

20代の人数と同じくらいいたのは50代や60代の年齢層です。
こちらは2タイプいて、まず一方は将来のためのお金が少なくて不安だから少しでも増やしておきたいと感じているタイプです。もう一方のタイプは将来の蓄えはある程度あるけれども、もっと増やしたいと思っているタイプです。
後者のタイプは既に金策は色々やってみえるでしょうから、あえてこんなネットワークビジネスに乗り込んでくる必要もないのにな・・・と思ってしまいますが、今はご高齢の方の方がいろいろと元気で活力もあるような時代ですのでガツガツしていたのかもしれません。
前者のタイプはこういったものに引っかかってしまう理由はよくわかります。

勉強会に参加していた年齢層を見ても、若者多め、中間層ポツポツ、高齢者多め、という雰囲気が感じられました。
たまたまこのネットワークビジネスはこの年齢層にウケが良かったのでしょう。
男性と女性どちらが多かったのかというと、やや男性の方が多いかなという印象でした。

ネットワークビジネスの種類によって、得意とする性別や年齢層などは偏りがあると思います。
特に口コミ系は女性の方が得意分野だったりするので、化粧品や衣料品などのネットワークビジネスが広がるのは女性の力が大きのだろうなと感じます。
ターゲット層に合わせた商品作成・営業はどこでもやっていると思いますので、そこにバッチリ当てはまってしまって興味を示してしまえば、そこから一気に攻め込まれます。
自分の人生で間違った選択肢を選んでしまわないためにも、勧誘された時は十分に注意して頂きたいと思います。
そして出来ることなら強い心を持って断っていただくことが最善かと思います。
(ビジネスとしてではなく、商品を購入したいだけというならばそれもありだとは思います。ですが、もし金融関係のネットワークビジネスでしたら黒だと思っておいた方がよいです。)

>>次の話へ(#21 過去に私が勧められたネットワークビジネスについて)
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