第三章・徐々に複雑化させてわかりづらいシステムへ変わっていった投資信託

#18 ネットワークビジネスで意味不明な会員専用のサイトも出現した。

ネットワークビジネスで投資信託を始めてから2年くらい経った頃だったでしょうか。
会員用の新しいサイトを作ったので、それも併せて利用登録してください。
というような通達がありました。

いったいどんな会員サイトが出来たのだろうとアクセスして利用者登録してログインしたのですが、「うわー・・・」と言葉を失いました。
ホームページや運用成績を確認する会員ページですら、なんだかお粗末なサイトだねって感じを受けていたのに、それを大きく上回って来るしょぼいサイトでした。

あまりにもショボすぎて1、2回しかそのサイトにはアクセスしませんでした。
これはもう使う必要がないなと思いました。
一体どのようなサイトだったかというと、ただ単に色々なサイトへアクセスするためのリンクバナーが貼り付けてあるだけのものでした。
「お金の学校」的な活動をしているアピールだったのでしょうか?
金融関係のサイトバナーが多かった印象です。
バナーだけ貼り付けてあるサイトにアクセスして我々にどうしろと言いたかったのでしょうか?
バナーのサイズもまちまちで、レイアウトも全然きれいではなかったですし、本当に雑なページでした。

誰が何の目的でそれを作ったのか?というところから問わねばなりません。
今となっては調べることはできませんが、もしかするとそのバナーのアドレスリンクがアフィリエイトになっていたかもしれません。
会員の数もそれなりにいたはずですので、中にはクリックしたり、登録したりした方がみえたかもしれません。

私自身にとっては、そのサイトはあまりにも怪しすぎてバナーのクリックすらしませんでしたし、以降全くアクセスすることはありませんでした。

こういう「おかしな感じ」のものが出てきた時も、「その会社、本当に大丈夫なの?」と疑うタイミングの1つになると思います。
私はここで一層の不信感は募らせました。
が、募らせただけで不発に終わりました。
不審に思うことはできたのに、どうしても退会するという行動には移せませんでした。
それが何回も言うように「投資でお金が増えていっている」という、ただそれだけの欲に縛られていました。
もうしばらく後のお話で書く予定ですが、もう一度大きな「不審に感じる」タイミングが訪れます。
それでも私はやっぱり退会することができませんでした。

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