今、日本には数百社以上のネットワークビジネスをおこなっている会社があるとされています。
これだけたくさんのネットワークビジネスの会社が存在しているということは、数多くの会員もいらっしゃって、存続していくだけの収入があるということの表れかと思います。
中には詐欺の会社があったり、悪い商品を扱っている会社もあるかもしれませんが、基本的には強い商品力を持たせたいので、良い商品を扱っていることが多いと思います。
ですので、いち消費者として「良い商品だから買いたい」と思うこと自体は良いと思います。
問題なのは、ビジネスの構造や強引な勧誘・過剰広告です。
この記事では有名なネットワークビジネスの会社を12社紹介させて頂きたいと思います。
有名なネットワークビジネスの会社12選
※サイトリンクを貼ってありますが、ネットワークビジネスを推奨しているサイトではありませんので、単純にホームページのリンクを貼っているだけです。(アフィリエイトリンクではありません。)
日本アムウェイ
リンク:https://www.amway.co.jp/
ネットワークビジネスといえば一番最初に名前が上がるのがアムウェイです。
皆さんもどこかで一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
アメリカの会社で設立は1959年と老舗です。
日本では1979年から営業が始まったようです。
取り扱っている商品は、サプリメント・化粧品・調理器具・調味料・歯ブラシ・洗剤・空気清浄機など多岐に渡ります。
1990年代半ばごろに日本でブームになったとのことですので、私の両親が入会していた時期とちょうど被ります。
商品自体は良いものが多い印象です(子どもの頃に家にあった商品の感想です)。
会員の強引な勧誘がトラブルなどの社会問題に発展しているケースもあります。
口コミでも「勧誘の仕方が強引で嫌い」という話を耳にするのもアムウェイが多い印象です。
(会員数の多さからそういう話も出やすいかもしれませんね)
三基商事
リンク:https://www.mikiprune.co.jp/
三基商事という会社名よりも「ミキプルーン」という商品名の方が強い印象です。
ネットワークビジネスをしている会社だとは知らなくてもテレビCMで「ミキプルーン」の名前だけは強烈に印象に残っているのではないでしょうか?
設立は1966年と、こちらも老舗です。
取り扱っている商品はミキプルーン(栄養補助食品)を筆頭に化粧品・バス用品・洗剤があります。
ニュースキンジャパン
リンク:https://www.nuskin.com/content/markets/ja_JP/home.html
ニュースキンはアメリカの会社で設立は1984年です。
ニュースキンの日本法人「ニュースキンジャパン」の日本での開業は1993年と比較的新しいです。
取り扱っている商品は、化粧品・美容機器・サプリメントなどです。
アムウェイと並んで、会社名としてはよく聞く名前かなと感じています。
私が若い頃に勤めていた会社の同僚から、「近所の人がニュースキンで儲けていていい車に乗っている」みたいな話を聞かされた覚えがあります。
フォーデイズ
リンク:https://fordays.jp/
「核酸」をメインに取り扱っている会社で、創業が1997年と比較的新しいです。
核酸ドリンクを筆頭にサプリメントや化粧品、ヘアケア・ボディケア商品などを取り扱っています。
核酸ドリンクがどんなものか説明を受けると「なんかすごそう」という感じになりますが、実態は清涼飲料水です。本当に効果があるかは疑問が残ります。
ドリンク自体は不味くはないです。
「がんが治った」などの話で勧誘活動を行っていた過去があり消費者庁から特定商取引法違反で処分を受けたことがあります。
実際に私の両親が勧誘を受けていた際もそのような話を耳にしていたようです。「目にもいい」という話も上がっていたようです。
関連記事:(ニュース記事の公開が削除されたようで、リンクを外しました。)
ノエビア
リンク:https://www.noevir.co.jp/index.htm
創業は1964年、設立は1971年と老舗です。
化粧品、スキンケア用品をメインに取り扱っています。他にもボディケア用品やサプリメントもあります。
オンラインショップで直接購入することも可能なようです。
商品はとてもしっかりとしている印象です。
アシュラン
リンク:http://top.assuran.co.jp/
会社設立が平成5年と比較的若いです。
主に取り扱っている商品は、化粧品・医薬部外品・石鹸などです。
会員数は令和元年6月現在で約29万人とのことです。
非会員への通信販売やインターネットでの販売は行っていないようです。
2022年2月現在のホームページを閲覧して率直な感想を申しますと、「こんなホームページで大丈夫?」と思ってしまいます。
タイムスリップしたような気持ちにさせてくれるデザインです。
ですが、会社自体の売上は立っているようですし、ホームページがそんなに重要ではないタイプの方の企業なのでしょう。
それはそれですごいことだと感心します。
シャルレ
リンク:https://www.charle.co.jp/
設立は1975年と老舗です。
主に女性用下着を販売していますが、他にも化粧品や健康食品を取り扱っています。
公式オンラインショップも運営していて直接購入することができます。
フォーエバーリビングプロダクツジャパン
リンク:https://www.flpj.co.jp/
1978年にアメリカで設立されました。日本での設立は1980年です。
メインはアロエベラのジュースの販売です。他にも健康食品や化粧品を扱っています。
ナチュラリープラス
リンク:http://www.naturally-plus.com/jp/ja/
設立は1999年と比較的若いです。
メインはサプリメント(栄養機能食品)です。他にビューティーケア製品などがあります。
「スーパー・ルテイン」が主力商品ですが、サイトを見たところ「スーパー・ユーグレナ」というのも出てきているようです。
ニューエイジジャパン(旧モリンダジャパン)
リンク:https://noninewage.com/jp/shop
ニューエイジジャパンの設立は2009年ですが、モリンダとしては1996年に販売を開始していて、1999年に日本へ入ってきています。
2018年12月にニューエイジグループ傘下に入り、2022年2月にモリンダからニューエイジの社名に変わりました。
取り扱っている商品は「ノニ・ジュース」がメインです。
他にも健康食品や美容化粧品などを取り扱っています。
モデーアジャパン(旧ニューウェイズジャパン)
リンク:https://www.modere.co.jp/
1992年にアメリカで設立されました。
ニューウエイズジャパンとしては2000年の設立となっています。
その後2015年にモデーアジャパンに改称しています。
主に健康食品や化粧品を取り扱っています。
直接ネットショップらの購入も出来るようです。
シャンディール
リンク:https://www.chandeal.co.jp/
創業は1982年で、設立が1985年となっています。
女性用の補正下着をメインに取り扱っています。
ネットからは直接買うことはできないようです。
サロンと呼ばれるところで購入するようです。
かなり高額な下着のようです。
女性同士の特有な空気感の中で営業されるかと思います。
少しでもモヤモヤとした気持ちになったのでしたら断るのがベストかと考えます。
まとめ
これらの会社を調べていて感じたのは、マルチ商法において「宗教」や「洗脳」となかなか辛辣な表現がされている口コミが多々あるということです。
ある意味予想通りとも思いました。
ネットワークビジネスにおいて、会員の中にはどうしても熱狂的というか狂信的というレベルまで熱を入れる方がいらっしゃいます。
そういう方々と一般の方々とのいろいろな意味での温度差が、不信感やトラブルに発展していくのだろうなということが容易に想像できます。
>>次の話へ(#12 ネットワークビジネス(マルチ商法)で耳にするABCって何?)
<<前のページ(#10 親がネットワークビジネスを経験していると、子どももいつか入会する可能性が高い)
<<ホームへ